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     「マンボウってどんな味?」の巻き

ここ数年ず〜っと気になっていた食材・・・マンボウ・・・・
マンボウを食べると知ったのは今から5・6年前、
城ヶ島へ行く途中に「マンボウの干物あります」の看板を見た時だった。
 
「(O_o)ナンデスト!!!マンボウって・・・あのマンボウ???」
 
・・・と気になってはいたものの、店を訪れる前にその看板は消え去ってしまい、食べるチャンスを逃してたんです。
そしたらたまたま立ち寄った三崎の魚屋さんにあるではないかぁ!!
「マンボウあります」・・・
まるで「冷やし中華始めました」的にさらりと書いてあったので、なんだか拍子抜けしながらも興奮したのを覚えてます(^_^;)
 
 こちらが夢にまで見た マンボウの切り身 (^。^)
 
  購入時の状態は冷凍で、グラム150円でした。
  これが高いのか安いのかは・・・・わかりませんが、
  肝もついてきま〜す(^ー^)b
 
  魚屋のおっちゃんとの会話を楽しみつつ、
  お手伝いをしたらチビッとおまけしてくれました(#^▽^#)v
  これもまたスーパーの買い物とはひと味違う楽しみよねぇ〜♪
 
  身はきれいな薄ピンクで 鶏のささみ みたいです。
   そしてほとんどが水分で、時間が経つと劇的にスレンダ〜!!      (うぅ〜羨ましぃ〜(^ー^;)・・・)
                              ・・・後々グラム売りにやや不満を抱くのですが・・・・
 
さてさて、初めての食材!どう調理したものか・・・(-_-)ん〜〜〜
とりあえずおっちゃん伝授の ☆お刺身☆ といきますか・・・
 
おっちゃんはこう言っていた。。。。
 
「ねぇちゃん、カワハギを肝で食べるの知ってるかい?マンボウも同じよぉ〜d( ̄0 ̄)
食感はイカみたいで、それ自体は味がないんだよねぇ〜 だから肝で食べる!!!
この辺の漁師は肝がなけりゃ〜喰わねぇ〜や〜」
 
おぉぉぉぉ(☆0☆)!!!知ってますとも!!カワハギの肝醤油♪
熱々のご飯と一緒に!・・・ うぅ〜最高!!お酒もまたたまらんよねぇ〜 (⌒¬⌒)ジュルリ
そんなお味なのねぇ〜マンボウちゃん♪
 

     不思議食材マンボウ。
     初っぱなから期待を裏切らないわ〜        
   
あらかじめおっちゃんから聞いてはいたものの、
実際やってみるとア〜ラ不思議・・・・
写真でもわかるように、さきイカのように手で裂けるんです。 
イカ刺しをイメージした大きさにひたすら裂きまくりです。
(今さらですが、傷みやすい時期ですからおもしろいからといって
 時間を忘れて裂きまくっていると・・・痛い目みるので要注意(^_^;)b )
 
 ← こちらがマンボウの肝。
身が30センチくらいの切り身に対し、
握りこぶし大の肝がついてきます。
   
肝は適当な大きさ(裂いた身にからめやすい大きさ)に切り、
わさび醤油で溶いたら肝醤油ダレのでっきあっがり〜\(^_^)/
 
これに裂いたマンボウをからめていただきます。  
ちゃうはお酢が苦手なので醤油にしましたが、店のおばちゃんは酢味噌で食べなと言ってました
 
( ̄□ ̄|||)”ゲッ・・・出来上がりの写真削除しちゃったみたい。。。
さぁ皆さん、完成品はイメ〜ジしてね〜 d(^_^;) ごめんちゃい!
 
気になるお味は・・・・(´。`)ふぅ〜ん
カワハギをイメージしていただけにマイナスポイントは高いなぁ〜
決してマズイわけではないんです。期待がデカかったのよねぇ〜
 
食感はイカというよりも貝ヒモ。
コリコリというかシャキシャキというか繊維質がたまらん♪
しか〜しd( ̄_ ̄)!! ここが不思議食材マンボウ!!!
味がないんです。噛めば噛むほど寂しくなるんです(TーT)グスン
3噛みくらいから素材が醸し出すはずの味のクライマックスがないというか・・・
濃厚な肝の味の後に期待される身のうま味がないというのは非常に ヒュ〜ルリィ〜(T-T)なものです。
 
お刺身は・・・ん〜(-_-)って感じでしたが、まぁまぁ、次の調理法を試してみよう(^ー^)b
今度はおばちゃん伝授の☆甘辛煮☆
具体的に調味料とかは聞かなかったので、例の如く適当に・・・
砂糖、醤油、酒を鍋で沸騰させ、その中へぶつ切りマンボウと肝を入れて煮込みました。
 
火が入るにつれて、マンボウからかなり水が出てきたぞ。
さらには肝から油も出てきてギラギラしてる・・・(^_^;)
確かおばちゃんは言っていた・・・・
「おばさん、肝臭くて苦手なのよねぇ」・・・・
(‥;)へっ?
臭いの??
生で食べたときはあまり臭みを感じなかったけど、
何となくおばちゃんの言葉が気になったのと、
肝から出てくる油にクセがありそうだったので、
急きょ生姜の輪切りを加えました。
  
         
 
そうして出来上がったのが こ・ち・ら。。。
 
じゃぁ〜ん!(⌒▽⌒)/
 


白い身がマンボウ
黒っぽいのが肝です。肝と同じ大きさで黄色みがかってるのが生姜。
 
  ではでは試食タ〜イム♪
 
  (o^0^o)ニョホッ!さすが不思議食材マンボウ。ビックリです。
  火を加えると プリップリ の食感になるんです!!!
  味は絶対こっちのがおいしい♪
 
  でも、マンボウに味がないのと、水分が出てくるのとで、
  かなり薄味になっちゃった。
   クライマックス的にはこちらも ちと弱いなぁ〜


とりあえず、今回の調理法だったら☆甘辛煮☆がお薦めです(^_^)b  
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しか〜し d(`Д´)!!!
このマンボウにはもっとピッタリの調理法があるはず!!!今後の課題は残されるのであった。
 
今思いつくのでも・・・・・
「マンボウそうめん」・・・
濃いめのだし汁に細く裂いたマンボウを、シソの薬味なんか入れて、チュルッ♪と食べたらどうだろう(^。 ^)
「田楽」なんてのも良いんじゃないかな(^ー^)
あの食感・・・フライなんかもいけそうだし〜
チーズのはさみ揚げなんてビールのつまみに良さそうじゃない?
まだまだ研究の余地あり!な食材です。
 
不思議食材マンボウ(^ー^)b この夏体験してみてはいかが?
  


***次回につづく***