沖堤レポート
久里浜 東電防波堤
2001年2月18日、2月に入ってから好調という噂を聞き、
久里浜の東電防波堤にいってまいりました。
御存じのように、この東電防波堤はアシカ島への渡船(丸清)と同じなので
日曜日という事もあり、かなりの混雑を覚悟していたのですが
この日は以外に釣り人が少なく全体で20名程度でした。
出船は平日より早めでこの日は午前6時、釣行前日には確認の電話をしたほうが無難です。
全景(東電方面)
美しい夜明け
実はこの久里浜東電防波堤には、今回が初めてとなります。
イメージ的には「投げ釣り」が有り・・しかも、人数的に島に渡る人よりもいつも多いので足が向きませんでした。
船付けは通常は2ケ所、堤防のまん中付近(先端側)とつけね側になります。
今日は海がかなりおだやかで本命は期待薄です。
堤防先端側に私も含め7名、つけね側にも7〜8名と人は少なめです。
おだやかとはいってもやはり外海に面している堤防なので
つけね側との切れ目はときどき波飛沫が数メートルあがり、いちばん先端側は波が這い上がってきます。
このような感じなので先端側は3箇所(1本は曲っていて使えない)に荷物掛けがあります。
私と一緒に先端側にのったうち4名程がすばやく、さらに先端にすばやく移動しています。
とりあえず身近な荷物掛けに磯バックと竿ケースをかけ東電側船付け場の様子を見てみると、
なにやら小魚の影がうようよ・・・
コマセをまくと付近はタナゴだらけ。
つけ餌が見えているうちにタナゴに奪われていきます。
潮は久里浜港から堤防にあて気味につけね側へと流れていて、どうもぐるぐると回っているようです。
9時くらいに先端に様子を見にいってみるとカレイが1枚(20cmくらい?)のみで
かんばしくない様子。
一番先端にいた人はシステムスタンドを組んでいました。(バッカン流されますもんね)
東電側はどこへ投げてもオキアミがもたず練り餌はかじられもしません。
外海側はオキアミすら食ってきません。
昼前に近くを潜っていた漁師さんが『水冷たくて魚いないよ〜』
そうですか、魚いませんか、そうですか・・・
お昼には先端には3名しか残っていませんでした。
残念ながら取材時は状況がすこぶる悪かったらしくアシカ島もタナゴで湧きに湧いていたそうで
黒鯛はあがっていませんでした。
しかし、食えば大物のこの時期、ワクワクさせてくれる期待の大きい堤防ではあります。
レポート 紫の煙会員
先端方面 |
先端 |
先端より東電方面を望む |
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