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EVENT REPORT kuropara-BP 2002年度第4回例会レポート  2002 11/24(SUN)



kuropara-BP 2002年度第4回例会レポート(於、久里浜)

kuroparaの例会も会を重ね8回目となる。
沖磯や沖提ばかりを選んで企画するのだが、幸運にも中止や順延になったことがない。

ところが、この日は季節外れの台風と、日本南岸に停滞する前線によって波高2.5m→3mの予報。
さすがに今回は渡船「丸清」からも良い返事が返って来ず、半ばダメ元での決行だった。
当日は他のお客さんも予報が悪いせいか少なく、この点はラッキーだったが、
東電の煙突の煙はほぼ真横にたなびいて、上空は相当北風が強そうだ・・・・・・・・・・

メンバーの”うめちゃん”の店
SUNRISEから皆のオキアミと配合餌も届けて貰っているので、
今更中止となっても辛いものがある。
船長曰く、とりあえず出船して島を見てから判断するとの事で一応、我々は乗船した。

川を出て少し沖合いに出たら結構ウネリがある。
釣りになれば条件はさほど悪くないはず。
今回、数名のメンバーが久里浜初挑戦だったし、遠路から参加してくれるメンバーもいるので
幹事としてはなんとか乗れれば・・と、祈るような?思いであった(
^。^;

まず、島から見てみようと小さい島に向かったが、意外にも台風のうねりは入ってきていない、
どうやら乗れそうだと思った時から、やや半信半疑?で乗船していたメンバーにも気合が入ったようだった。
小さい島に他のお客さんも含め9名、
大きい島に13名、
そして堤防に7〜8名・・と、どうにか皆釣り座を確保出来たようだ。
この時点でもう運営側としては一安心、あとは魚が出てくれれば言う事なし(^^)V


風を避けて皆、船付け周辺で竿を出すことに


小さい島先端で水浴びしながら果敢に竿を出す”紫”


気温が低い割りには海水温が安定しているのか、魚の活性は高く、
竿出しから40cmのウマズラ(ここの名物)を始め、メバル、タナゴが間髪無く掛かってくる。
餌取りも多く、オキアミはすぐなくなってしまう。
潮は満潮〜下げに入った所で私(くらげ仙人)はこの日のチャンスは昼過ぎのソコリからの上げ返し一発!
と、読んで午前中は寒風吹きすさぶ観音周り手前で、メンバーkoyuさんと共に、
沖に出る潮を気合も無く攻めてみた
(男っぽい)

と、ところが、最初の黒鯛は川の出口を攻めていた初参加のYOSHIさんが釣ったのであった!

42cm、初挑戦でご立派!!



これでマッタリモードは何処へやら・・・皆目つきが変わったのでした。

真剣さが伝わる後姿


9時を回った頃、地合が来たらしく隣りの小さい島では竿が曲がり始めた。
次々に竿を絞っている!!
が・・・・・・・・半分位は大型ウマズラのようだ(本命も出ました)



こっちの島では鯛助さんもGET!これもアシカ初挑戦での一枚だった。
37cm


昼近くなると北風は更に強さを増す・・・・
koyuさんとくらげ仙人は上げッパナを狙うべく、裏側に移動したのだが、
竿を振るのも辛い状態で、何度も頭上から飛沫を浴びるのであった・・・・・

koyu-さんは一日中風の中で頑張った


上がり近くなってから最後まで竿を出していたクロ吉さん(アシカ初挑戦)がなんと、ハイテイツモ!
房総黒研の執念を久里浜で見せる!

珍しく嬉しそうなクロ吉さん


そして堤防に降りた数名も計6枚の黒鯛を上げていた。

+++++++++++++++++++++

悪天候の中、蓋を開けてみれば20数名参加で15枚の本命が釣れ例会としてはかなり成功したと思うが、
地元常連の会長、くらげ仙人、うめちゃん・・・は、何故か釣れなかったのでございます(−−;)
尚、ウキフカセ優位のこの時期、落とし込みに拘った「つれない会1号さん、岸壁親爺さん・・・
結果は出なかったが両名のポリシーには感銘した。
その後、久里浜の藍屋で軽く打ち上げと食事、入賞賞品、参加賞が配られた。

賞品協賛 ●ポイント金沢文庫店    ●SUNRISE



3枚釣ったヒデオさん




入賞の皆さん




順位 HN サイズ 総枚数
1位 まぐれさん 44cm 1枚
2位 楽布団さん 43cm 3枚
3位 YOSHIさん 42cm 1枚



記念撮影


協力 丸清









”まぐれ”さんのレポート



参加メンバー約20人に、一般6〜7?名を加えて渡船。
運良く念願の久里浜アシカ島に始めて乗れた。
資料とクロパラメンバー(特にくらげ仙人)の事前のレクチャーを参考に、土管方向に釣り座を構えたいと思っていたが,
他の釣り客がすぐに土管上にバッカンを置く。

午前中は下り潮と言う事なので、土管の右下に入り潮のぶつかる沈み根にコマセを貯めて釣りたかったが、
波しぶきを被っている(強風と言って良いほどの北風)ので、已む無く土管左の高い位置に釣り座を取る。
その左にうめちゃんがおり、始めてと言う事で水深や使用しているウキの浮力を聞いて準備に取りかかる。

北の強風で磯は波をかぶっていた




 潮の流れが速いため、1号から場合によったら2号の浮力のウキを使う人もいると聞いていたたため、
3Bと1号のウキを前もって2本の竿に付けていた。
流れを見ると意外とゆっくりと沖に向かって流れているため、3Bのウキにヨリモドシの上に3Bのガン玉を、
ハリスの中央にBのガン玉を付けてウキ下3ヒロ半で始めた。

数投すると小気味良くウキに当りがあり、合わせると手の平大の海タナゴが上がる。
活性があるなと感じつつ3匹の海タナゴを掛けるも、右からの強風のため竿が振り難く、仕掛けの回収も苦労する。

土管上の釣り人は大きなハエ根の右から正面を流しており意外と潮下に流さないので助かったが、仕掛けの投入には気を使った。
海タナゴをかわさねばと4Bの水中ウキに変えるとウキは沖に行くのに底潮が少し手前に来ているらしく根掛りし、
ついに高切れでウキをロスト。(土管下左の竿3本先ぐらいは水深4〜5Mぐらいの所に沈み根がありそう) 
 
 船付けでは何枚かの黒鯛が上がっており気は焦る。
今度は2Bの水中ウキにBのガン玉に変更して、沈み根のちょっと沖合いの潮下に道糸を張りながら流して行く。
と、いきなりウキが消しこみ、同時に竿先をがつんと持っていかれた。
明らかにメジナか青物の当りだが、いつも房総で釣れている30Cm前後のメジナとはちょっと違う。
なにか来たようだとゆっくり船付け方向に移動すると、右下のハエ根に突っ込もうとする。
竿でため、ゆっくりとリールを巻き、魚体が現われると結構大きなメジナ。
タモを入れてもらって無事取りこむ。42Cmの良型でした。(後計測で43.5Cm)

その後、25Cmぐらいのメジナを掛けるも当りは遠退き、また手前の沈み根でウキをロストする。
この日、2つ目でトホホの失費。

 今度はウキを重めの5Bに替え、ヨリモドシ上に4Bのガン玉に、ハリス1/3下にBのガン玉を打つ。
付けエサが帰ってくるようになり、今日はこれで釣れないのかなと思っていたら、船付けが空いたので左端に入れてもらう。
風裏で釣り易いのかなと思っていたが、左からの強風で左手に竿を持っているため、むしろ腕にはきつい。
昼食を食べて気分転換し、コマセに3Kgのオキアミだけをほぐして入れ、できる限りツブのまま残るようにした。

ウキ下5ヒロで竿先2本ぐらいを釣るも反応がないため、正面20Mぐらい沖合いから潮に乗せて流す。
カモメが群れているちょっと手前にコマセを入れ、数投流すとウキがジワーッと沈んで行く。
まだまだと思い、完全にウキが沈んで数秒後に軽く聞き合わせると魚が乗っている。
が、ほとんど動かないで重いままだ。

ゆっくりと引いてくると、いきなりゴンゴンと首を振り出した。
これは黒鯛だ!しかも大きい?
足元右までハリスが来るもウキがなかなか見えない。

浮いてこないのでは?メジナと同じように根にもって行かれては?
と気を付けたが、無事さとちゃんにタモ入れしてもらってホ。(何時も何時も、ありがとうございます)
メジナよりちょっと大きく43Cmと思っていたが、後で正確に測ると44Cmあった。
同じぐらいの黒鯛を上げた楽布団さんより1Cm大きく、始めての例会優勝を手に入れました。

 それから、1投毎にエサが取られるようになり、正体を確かめようと早合わせをするとメバルでした。
手の平大のメバル2匹とカサゴ1匹を煮付け用にキープし、ウキウキでの納竿でした。
鯛助どんにも黒鯛を頂き、ちょっと大き目ですが塩焼き用にさばきました。

 毎回、釣りを楽しく終えられるのも、ひとえにスタッフの皆様の努力と適切な助言。
及びメンバーの皆さんの協力のおかげと、感謝しております。
因みにメンバー全員で黒鯛15匹の小爆釣の例会でした。

来年の例会も全部出席するぞ!

初挑戦で優勝した”まぐれ”さん


43.5cmのメジナ