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こんな体験をした・・怖かった・・嬉しかった!!等々、 投稿お待ちしています!

No.01 潮? 水母仙人
もう十数年前の8月。
ボートの予約をしてしまった事と、貴重な休みが取れたので、
台風接近にもかかわらず三浦半島走水の棒島に釣りに行きました。
どうしても黒鯛が釣りたかった頃、多少危険は感じていたものの、
釣りたいと言う気持ちが先に立ち、決行してしまったのです。

当時は予約をすると、早朝からボート屋さんの軒先にオールだけ出しておいて貰えます。
ボート屋さんの開店は遅いので、まだまだ雨戸が閉まっています。
辺りはまだまだ夏とはいえ薄暗く無風。
一人で砂浜からボートを漕ぎ出しました。
このぶんなら朝のうちは大丈夫だ・・と思いました。

行ったことのある人はご存知でしょうが、棒島は大潮の満潮時でも夏の潮なら水没しません。
この日もいつものように石のアンカーを島に投げ、そのロープを伝って上陸し、
ボートを島に引き上げます。
確か、台風はまだ八丈島の南西にあり、接近するのは夜になってから・・・との事だったと記憶しています。
従って、荒れ前の朝マズメ(好条件)にカニ餌の前打ちでいい思いをするつもりでした。

釣りを続けていると、潮位が次第に高くなってきました。
潮は下げに入っている筈ですし、ウネリもまだたいしたことはなく風もありませんでした。
何故、潮位が上がってきたのでしょう?
そのうち、島に上げてあったボートも波に洗われ、浮遊し始める始末。
ロープを島の棒杭に巻いてあったので流されることはなかったものの、命の危険を感じました。

程なく突風が吹き出し、ウネリも急に高くなってきたので後片付けもそこそこにボートに乗りました。
ところが、
南東の風が強まり、元のコースを港に戻ろうと漕ぐのですが、一向に進みません。
やむなく風と波の方向に逆らわず、御所ヶ崎海岸の砂浜にようやくたどり着きました。
不思議な事に棒島は大部分が水没しています。
気圧が下がっていたのでしょうか?
既に海は台風の海に変わっていました。

なんにせよ、凪から大荒れまで僅か2,3時間。
実際は道具も全部流され、身ひとつでボートに乗り込み助かったのですが、
携帯も無く、全てが釣り人個人の良識、判断に任せられた頃・・・・・・・・・
豹変する海の恐さは今も忘れることが出来ません。

沖にあるのが棒島

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No.02 危ない時ほど冷静に・・・・ 紫の煙
 外房、黒鼻の磯での出来事。
 「往年の名磯場」と人伝いにこの磯の事を聞き、一度釣行した事があった。
しかし「名磯場」にはつきもの・・・思い通りのポイントへ入れずエサ取りに遊ばれただけで、
その日の釣行は苦い経験となった。

今度来る時には日の出前迄に駐車場に着き磯へ向かわなければ・・
と心に誓い、リベンジの日を狙っていた。
そして待ちに待ったその日が来た。

前日の天気予報で風は南ながらも穏やかな小春日和とあったので、
あの「名磯場」外房黒鼻の磯への釣行を決めた。

 この磯はどの釣座に出ようとしても、ロープで斜面を上がり下がりしなくてはならない磯で、
,途中の頂上部で先行者を確認できる地形にはなっている。
残念ながらこの日も磯先端は先行者がいたため、ワンド側に向く釣座に向いロープを降りた。

 午前6時をまわった頃には、先端に3人、対面に4人、こちら側に私を含め3人とそこそこ磯を埋めていた。
そして9時を過ぎた頃、風が強くなりだした先端が波をかぶりはじめた。
当然先端の釣人は撤収し、ワンド側の私もちょっと釣りにくくなってきたと思っていたら、
私の隣にいた釣人が撤収し始めた。
と同時に海も荒れ始めたのである。

「これはまずい!」と竿を仕舞いバッカンを洗う。
その時は既に、足先を波が洗い始めていた。
もう対面の釣人もロープの方へ向っている・・・・・・・・・
風もかなり強くなり海もますます荒れる中、ロープの所に竿ケース、磯バック、バッカンを持って行く。
すべてを襷掛けに装備した時、ロープが空いて登り始める事ができた。
この3点セットを装着すると異常に動きにくい上、なんと登る途中、竿ケースが引っ掛かってしまった。
普通ならヒョイと持ち上げればすぐに外す事が出来るのに、なぜか無理に引っ張ってしまう。
力まかせに引くと、ロープが大きく揺れる・・・・・
こんな時なのに「この竿ケースの中身って全部でいくらだっけ?」・・なんて、現実的な事を思い浮かべていた。
と、同時にケースの引っ掛かりが無くなった。

あとは夢中になって頂上に登った。
釣座を見ると・・・・・もう完全に波をかぶっている。
あと5分、もたもたしていたら・・・と思い、ぞっとした瞬間だった。


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No.03 ビビった 水母仙人
この手の話といえば・・・・
茅ヶ崎のスズキ島で。
「でけぇぞ〜〜」
と、誰かが叫んだ直後、波は腰近くまで這い上がり、皆の荷物が流れて行ってしまった。
自分は杭にしがみついた。
人も一人落ちたのだが、自力で這い上がってきた。 よかった・・・・
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No.04 油断が潜む爆釣日 醤・亀吉
油壷の道寸の墓下に釣行した際の話です。
この日は天気は良いものの春一番の後で、海上にはうねりが残り、潮も濁って結構おいしい条件の日でした。
いつものように平日の単独釣行でイソイソと坂道を
下りいつもの磯へ降りました。
辺りは誰一人といなくちょっと寂しい感じです。
うねりがあるので二段ウキはちっとムリで円錐ウキでいつものように始めました。
第一投目から当たりがあり35Cm程の黒鯛があがり幸先良いスタートでした。
それから順調に数を伸ばしあっという間に32〜38程の黒鯛8枚を釣り上げ至福の時をすごしましたが・・
・幸せとは・・・続かぬもの・・
うねりが強くストリンガーにつないだ
黒鯛がかなり弱ってきたみたいで、
大きい魚をだけ(持ち帰るやつ)をとりあえず
生き〆し、その後で釣りを再開する予定でした。
〆るため磯バックからナイフを取り出し
(自分で心ゆくまで研いだ剃刀のように切れるナイフ)鞘から抜いた時・・・・・
自分の左手薬指をスパッ!!!!!!痛い!!! 出血!!!!
そう!自分の指を思いっきり切りました!結構深手で出血も止まらず、
タオルを指に
巻きつけ止血し即、撤収!!!!

をぽたぽた垂らしながら山道を上がり、車に乗り込み片手運転で自宅近くの外科病院へ直行!!!!

一命は取り留めたものの?2針縫いました。
その時の看護婦さんが・・・「患者さん?・・臭くありません?」
「なんか魚くさい?イヤ?
磯臭いような??変な臭いしますよ!」
なんて言われながら無事、自宅に戻りました。
一応黒鯛3枚は持って帰ってきました。
怪我さえなければ15〜16枚はいったのに!?   無念!
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No5 テトラでウ○コ 匿名希望
お食事中なら御免あそばせ!!
私は、結構昔から便通がよく日に3回は普通、多い時は日に5回は用を足します。
無論釣りに行く時など、それが一番の悩みのタネで苦労します!
朝1回、渡船に
乗る前にコンビにで1回、家に帰宅して1回が通常で、
調子の良い時など就寝前に
1回が追加されます。

そう!今年の8月のこと○須○の某堤防に釣行した時の事です。
もちろん家を
出る前に1回は済ませ、現地に到着!早めに着いたのでコンビニで2回目を済ませ
渡船待ち。
待ち時間があるものの本日の釣果に胸膨らませ、ワクワク!!

そうしてるうちに、出向時間が迫ってきました。でも・・・なんとなくお腹がキュウルキュウル!・・
でも渡船のエンジンは、グルグル〜〜!!出港!!
なんとなく不安
ながら釣り場に到着!釣り場に着くとお腹のことは忘れ釣りの準備!
そして2〜3投
した時、忘れていた事が急に私の下半身によみがえりました!

まずい!
超努級のモヨオシ!と言うか突っ込みが襲い、これはこれから数時間は持つまいと判断し、
そしてあたりを見渡しました。
幸い平日釣行のせいか人気は少なく
特に堤防先端のテトラ付近は人影も無く潮下!
下腹部を抑えながら先端テトラへ・・・・・・
そしてテトラの下の水面部まで下り、足場を決めズボンを脱ぎ一気に極楽浄土へ!
そしてそのテトラの間より見える水平線の雄大な景色!おまけにいい天気!
思わず至福のひと時を過ごしました!(結構いいもんです!)
すっきりした後、釣果にも恵まれいい釣り日和でした。(黒鯛2枚程)
但しその日の黒鯛、資源保護のためリリースしたのは言うまでもありません。
(40Cmオーバーだったのに・・・・・・・・・)


ちなみに私の家の次男!結構釣り好きでよく私のお供をしますが、
こいつも
テトラでウンコの常習犯!!!  
体質が似てるのか、血は争えないのか、こんな所で思い知った今日この頃です。
 
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No6 テトラポット50M競走神奈川県大会NO1? うめちゃん
もう、ずいぶん前の話しですが、私が中学生の時、横須賀のとあるテトラに釣に行った時の事でした。

季節は2月。メバルには最高のシーズンで、場所も穴場だったため
大型が爆釣していて私も36CMを釣った事がありました。
そんなデカイのが釣れているため、その日も友達と2人でPM20:00ごろ釣をしていました。

30CM前後を何匹か釣った後、
快く帰ろうかなーと思ってテトラを歩いていると(ちなみに私はテトラポット50M競走神奈川県大会NO1です。自称)
けっこう高い段差があって、飛び降りなければ少し遠回りしないと帰れませんでした。
着地地点は滑りそうだなーと思いましたが、迷わずジャンプしたら、
やっぱり滑り、両手に持っていた、竿とバケツをどこかへほうり投げていました。
私はそのまま、真冬の海へ落下していき、肩までドップリと浸かっていてパニック状態でした。

早く陸に上がろうとしても、洋服が重くて、しかも、滑るしで、なかなか上がれません。
何とか陸に上がると、不思議とまったく寒くありません。
おまけに
両手は血だらけになっていましたがそれも痛くない

それを見た友達は私以上にパニクっていました。
何も感じなくなっていた私は、このまま帰ると怒られるなー!!と思い、
洋服を丁寧に乾かしてから帰りました。
その時は寒さを感じなくていいなーと思っていましたが、大変なのはその後です。
家に帰ってお風呂に入ろうと手を入れてみると、ぬるいはずが熱くてとても入れません・・・・・・
いくら水をいれても熱く感じていました。
そのうち怪我していた手も痛くなってきて、
寒さも感じてきました。

そろそろ身体も限界になりそうな所で覚悟を決めて風呂に入ると、数秒の間地獄でしたが
すぐに天国に変わったのは言うまでもありません。
こんな事があったのでテトラポット50M競走NO1の座は友達に譲りましたが、
それ以来テトラから落ちた事がないのでまーよかったかなー?と思ってます。

皆さんも冬の海には気をつけてください。思ったより厳しいです。

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No7 自然をなめたらヤケドするぜ! トール
あれは92年8月の土曜日に、南房のとある小さな漁港で団子釣りをしていた時の事です。

8月といえば当然暑いので、私はTシャツに短パンという軽装で、
クーラーボックスに 腰掛けて、黙々と団子を打ち返しておりました。
(この短パンが現在の私にまで影響を与えてくれとるんですわ、まったく。)

この日は夕方の時点でリリースサイズ2枚、釣友も同サイズ1枚という貧果であったため、
「明日の日曜日もやろう」となるのはあたりまえ。
さっそく夜釣り分の餌を買いに行くことになりました。

すると・ ・ ・ん? なんか足が痛い。恐らくずーっと腰掛けていたのと、日焼けのせいだろうと
あまり気にしませんでした。

暫くして黒鯛と我々の分の餌を購入し、昼間と同じポイントで夜釣りに突入しましたが、全くのボ。
朝まづめに期待をこめて、釣友と二人してその場で寝てしまいました。

数時間後目が覚めると、辺りは薄っすらと明るくなっていたので、
こませ作りに取り掛かるため起き上がろうとしました。

すると今度は、ガガーン!足に激痛が走るではありませんか。しかも足の表面ではなく、内側に。
この痛みを言葉で表わすと、ずきーんとした重たい感じと、
筋肉の筋一本一本をぴーんと引っ張られるような、甲高い感じを混ぜ合わせたような痛みです。
結局日曜日は、痛さのあまり釣りに集中できないため、午前中で納竿し帰路に着きました。

さて、月曜日の朝目が覚めて、恐る恐る足を叩いてみました。しかし、ぜんぜんいたくありません。
どうやら痛みは治まったようなので、起き上がろうとした瞬間、「うげーーーーーーーー!」
「歩けーーーーーん!」いや歩けんどころか「立てーーーーーん!」です。
なんと
激痛は爆痛(こんな言葉あるのかな?)になっており、
正に足が「もげる」という言葉がぴったりの痛みに変わっておりました。
痛いとか寒いという類の感覚には比較的強いはずの私ですが、この時ばかりは別でした。
尚且つ、足には直径2cmぐらいの水脹れが点在し、くるぶしがどこなのかも解らないぐらい腫れ上がり
グロテスクなことこの上ない、これが我が足かと疑いたくなるような状態でした。

この時にやっと気がつきました。これは日焼けを通り越した
火傷だったのです。
座っているとぜんぜん痛くないんですが、立ち上がると下の方に水が溜まろうとするので
お医者さん曰く、それが激痛の原因みたいです。
いくら暑いからとはいえ、また、どんなに足場の良い堤防とはいえ、
短パンなどという軽装で釣りをしていた私が、すっとこどっこいのとーへんぼく野郎でした。

私は結局その後の1週間会社を休み、足はミイラ男になり、トイレには這って行き、夏場にも拘わらず
風呂には1回しか入れず、その1回もお湯をはってない湯船に上半身だけ突っ込んで、
足にかからない様にシャワーを浴びるだけ。
彼女(現在のかみさん)に1週間ずーっと面倒を見てもらったおかげで、生き長らえたのですが
この借りがあるために、かみさんには絶対服従しなければならなくなりました。
今でも年に2〜3回の釣行しか許可をもらえません。とほほほ。

みなさんも
日焼けを侮ることなかれ、ほんとうに、くれぐれも、どーかひとつご注意下さい。
そして、大自然が相手となるわけですから、服装の方にもちょっぴり気を遣ってみて下さい。
・ ・ ・えっ、お前が言うな?ごもっともでございます。
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No8 3連続合わせ切れ クロ吉
ずいぶん昔の話ですが本当にあった事です。
私の所属する会にはいってきた新人のY君が起こした事件ていうか、お話です。
勝山の青灯で釣友と二人で釣りをしていたところに新人のY君が後からやってきたので、
隣を少し空けて一緒に釣り始めました。しばらくすると、潮がY君の方へ流れ始めいい感じになってきてました。

前アタリがあってきれいにウキが消しこまれて行きます,バシッかなり大きな音がしました。
Y君曰く(きられちゃったみたい)、しばらくすると又Y君にアタリ,
バシッ又大きな音がしました,(道糸が切れちゃった,今日道糸交換したばかりなのに),

仕掛けを交換し、しばらくするとマタマタY君にアタリ、バシッ、合わせと同時に今度はウキが一瞬にして後方へ、
視界から消えちゃいました。そうです彼は,3連続合わせ切れと言う前人未踏の離れ業をやってしまったのです。

おまけがあります。
今度は,岩井袋の船道での事です。
その年、ここは当たり年で,その日もY君を含め狭い釣り場で5人で釣りをしていました。
教えて欲しいと頼まれ横に付いてあれこれ言ってたところ、アタリがあり、
(まだ、まだ、あわてるなよ、、、良し!合わせろ)

バシッ、ん、ウキがぴくりとも動きません。
そうです、彼は前回の失敗の事を反省し、合わせ切れをしないように道糸をかなり出しすぎていたのでした。
爆笑、爆笑、初心者の頃は、皆さんも似たような失敗してますよね。
また思い出したら書きにきます。では、では
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No9 忘れた頃に・・・・ 亀吉
先日釣具のポイント文庫店より連絡がありました。
内容は3/19にアシカ島で釣った
黒鯛をポイントが主催するクロダイダービーに応募したところ、
その結果全店で二位とのこと。
商品が出たので取りに来るようにとの連絡でした。
あれはもう・・・・
皆様の記憶からかなり遠のいた話で、自分も忘れていました。
丁度クロパラの黒鯛ダービーが始まった頃、水母仙人さんが茅ヶ崎スズキ島で釣った51Cmに続く年無しで、
始まった頃のダービーを盛り上げるのに一役かった価値ある
黒鯛だったと思います。
(あの1枚で100ポイントも頂いちゃいました!)

今ではyosiさんは遥か彼方だし、楽布団&さとちゃんには猛追をされるはで苦労してます。
つい3ヶ月前のことがですが・・・なんか昔話みたいで懐かしさを感じます。
 
ちなみに1位は、ポイント湘南台店に持ち込まれた黒鯛で
 
      59Cm 3.5Kgだそうです。(現地測定)
 
自分は 58.3cm 3.4kg  (丸清息子測定)で応募しました。
ポイント文庫店で魚拓を撮った後、測定したら57.2Cm3.32Kgになっていました・・・・・・・・                   
 
(3位は、寸法は忘れましたが4Kgもあったそうです) 
 
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No10 油断は禁物 匿名希望
黒鯛のへち釣りを始めて間もない私の失敗談です。

午後5:00頃が満潮の大潮の日、午前中までの雨風もおさまったので、
夕方から横浜沖堤の白灯2度目の釣行です。

平日の上に午前中まで荒れ気味天候の為、堤防は私一人の貸切状態 「ラッキー!」
大潮満潮時のため、普段なら楽々通れる低い部分も完全に水没していました。
最初のうちは、足場の良い灯台近くで釣っていたのですが、アタリが無いので先端部に異動、
水没ヶ所も長靴でなんとか、渡ることができました。

しばらくしてタバコを取りに灯台側へ戻る途中、 

「ズボ!!」

そうです。海に落ちました。
水没個所に40センチ程のケイソンの継ぎ目が有り、見事に首までハマッテしまいました。
継ぎ目があることは、知っていたのに・・・。
幸い怪我は有りませんでしたが、びしょ濡れのままの半夜釣りは、6月でもやっぱり寒かったです。

「でも誰にも見られなくて良かった@@@」

迎えの船がきて何事も無かったかのように帰路についたのは言うまでもありません。
これからの季節、皆様も夜釣りの機会が多いかと思いますが、くれぐれもお気をつけ下さい。

「油断は禁物です」
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No11 二度と飛びません! 楽布団
去年のノッコミのシーズンのことでした。
毎年この時期は新潟東港のテトラに釣行するのですが、東港のテトラは日本一デカイのです。(たぶん・・・)
おまけにこの時期は海苔が付いて、磨り減ったスパイクで上がろうものなら一発で転落間違い無し!
テトラがデカイだけに転落すれば5m下まで・・・・
下が海ならばまだ助かりますが、大体がカキ殻やイガイだらけのテトラの上に叩きつけられます。
魚を掛けて取り込むのに7mのタモが必要なくらいですから、
ケガをした体で上がって来るなんて到底不可能!・・・
だからいつもポイントには入れるのですが・・・

その時も夜明け前からコマセを打ち始め、日の出と同時くらいに釣れ始めました。
そして何枚目かで結構強い引きのクロダイが掛かりヤリトリをしていると、
後ろでサビキをやっていたオヤジが興奮して私のタモを魚の方に向けて突き出しました。
本人はお手伝いのつもりなんでしょうが、
魚も上がってこない内からタモを出されては道糸が絡まってしまうっ!!

「自分でやるからっ!!」と言ってそのオヤジからタモを取り上げた瞬間ちょっとだけ竿が右に傾いた
、当然魚は左へダッシュ!左側の少し離れたテトラの向こうへ!
「あっ!!マズイ!!・・・・え〜〜〜い飛べぇ〜〜〜!!」
ジャァ〜〜〜ンプ!!・・・・・・・・ズルッ・・・・・・・・
「どひゃぁ〜!!」
・・・・頭が下・・・カキ殻だらけのテトラが遙か下に見える
辛うじてカカトがテトラに引っかかってるぅ〜・・・
「と・・と・・・止まった・・・・」

そぉ〜っと手を伸ばすと右手の指が2本テトラに掛かる!
(なぜ2本かって?・・・だって他の3本でタモ握ってるんよ〜!!)

「魚はまだバレてないっ!ヨッシャァ〜!!」・・・と思った瞬間足が外れる。
ブラァ〜〜ン・・・・(指2本だけじゃぁ〜!!)
根性出して片手ケンスイ!!
「トォリャァ〜〜!!」
でも魚はまだバレてないっ!!(いい加減あきらめろよ、竿離せぇ〜)
テトラの上にアゴが乗る!!(なんちゅ〜格好やねんっ)
指2本とアゴ1つ、あとはイモムシのようにズリズリと・・・・(だぁ〜から竿離せっちゅ〜に!)
竿を握った左手は勝手にヤリトリの真っ最中!(あのなぁ〜・・・)
なんとかかんとか、這いずり上がって取り込み成功46.5cm!!
魚を持って後ろを見れば、それはもうタクサンのギャラリー!
「ど〜じゃぁ〜!見たかぁ〜!!」(そりゃ見るわなぁ〜・・・・)

+++++++++++++++++++++++++++++++++
楽布団
                                                                                                                                          戻る 





No12 泊まり釣行第一弾 yosi
 
泊まり釣行第一弾
 
実は私も!!!
 
確かあれは黒鯛のヘチ釣りにはまって,2年目の夏ホームにしている野島防波堤での出来事です。
 
私の釣りは、昼間専門なんですが、どうしても朝まづめ,夕まづめの釣りがしたくて,
防波堤への泊り釣行です。
 
21時頃辺りは真っ暗,遠くに横浜港の光が綺麗に見えていたのは今でも鮮明に覚えてます。
 
そんな真っ暗な中,赤灯から馬の瀬に渡ろうと思い、勘と住友の明かりだけを頼りに同行者と一緒に・・・・・
 
潮の高さは腰ぐらい,ざぶんと飛び込み堤防を歩き始めました。
私の後ろ2m位を同行者がついてきます。
 
馬の背は潮をかぶっている為に、その上当然真っ暗な中堤防は見えません.目印は暗闇に浮かぶ新提。
 
馬の背は左にカーブしている為,まっすぐ新提目指して歩いていくと,
堤防左側に落ちてしまうと思い右寄りに歩いてました.
 
しばらくすると,右足を出した時に,足元が無い、でもきっとこれは杭の穴だと思いそのまま進むと、
「あれっ〜〜〜」・・・・見事に真夜中の海へ,持っているのはヘチ竿と玉網。
 
後ろの同行者も
「ウワーオッこっちゃったー,助けて〜〜〜」 
私「何言ってるんだもう俺は先にオッこってるよー」
夜中とはいえ,ベタ凪ぎの海の中へ落っこちても、なんと言うこともありませんでしたが.
 その後戻るのに又一苦労したのは言うまでもありません。
 
しかしこの日の朝,今度は明るい中、胸まで浸かって渡り,7時の船がくる一時間ほどの間に12発黒鯛をかけ、
7枚取りました.生まれて初めての入れ喰い経験をした日でした〜〜〜。。。

☆飛び込め釣り仲間☆
http://yokohama.cool.ne.jp/yosi3167/
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No13 泊まり釣行第二弾 yosi
この日は私の師匠と泊まりをした時です。

当日はまづまづの凪で良い釣り日和でした。
しかし夜、雨が降ったら困るので、いつもながら赤灯での泊まり。
 
19時頃から雨が降ってきました。
でもここは屋根があるから安心,とんでもない,そのうちに凄い強風嵐のようになってきました。
屋根があっても吹き込んでくる雨の中寝ることも出来ません・・
 
そんな中しばらくすると【21時頃】海上保安庁の船が大きなサーチライトをこちらに照らし呼びかけてきました。
「大丈夫ですか〜〜〜、早急に避難してくださーい」 
師匠
「大丈夫でーす!。わかりました〜〜〜」
 
何言ってるんだか?
沖提にいて渡船で来てるのにどうやって避難するの? わかりました???
 
まあ,夜中には風も雨も収まり,次ぎの朝は穏やかな良い天気になっていました。
釣果はどうだったのだろうか?全然覚えてません。
 

☆飛び込め釣り仲間☆
http://yokohama.cool.ne.jp/yosi3167/
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No14 鼠鼠事件 亀吉
最近まで黒鯛をコンスタントに釣り、スランプへの恐怖心を忘れ
初心の頃の謙虚さを失った報いがついに襲ってきました。
 
 第2回例会以来釣れず(まともな黒鯛釣りはあまりしていません)焦っていた今日この頃。
一応黒鯛狙いの釣り仲間より、会社からさほど遠くない海釣り公園の脇で
夜釣りで黒鯛を連発していた仲間がいる!!と言う情報が入った!

普段から夜釣りがあまり得意ではなく、
おまけにコンクリートの護岸からの釣りも
自分の趣味に合わない私が・・・・・
藁をもつかみに・・・仕事帰りに・・・
とりあえずレポート
&釣り場調査のつもりででかけました。
よせばいいのについオキアミ&練り餌(刺し餌)
を会社の冷凍庫から持ち出して・・・・
 
現地に着くと以前見た光景に比べかなり変わっていました。
釣り場らしきポイントをデジカメ
で撮影し、観察しました
橋脚にはカラス貝は付いてるしシャドーはあるしポイント的にも
期待出来る感じでした。
そこで帰りゃいいのに・・・
その後襲って来る悲劇も知らず!!釣り師の習性が・・・・・・
 
相棒とこっそり竿を出し(釣竿です!)ネクタイをはずし、仕掛けを作り・・・
一応スズキが来ても
いいようにルアーまで準備なんかしちゃいました!(それが仇に・・)
日も暮れてきてかなりイイカンジになってきましたが・・一向に当たりもなく・・・・
時間が過ぎた頃
相棒が・・
「水面にスズキの波紋が見えるぞ!あれはイワシを追いかけてる!」
と指をさし私に知らせて
来ました。(その時は私は確認していません)
即!仕掛けを切りルアーを直結!彼の指差す方向へキャスティング開始!!
2〜3投すれば
ヒットするだろう?!なんて甘いことを考えて投げ続けること50投!
おかしい? さらに20投・・・喰わない・・・
もうやめた!!!疲れもきてたし餌釣りでも当たりも無し!
道具を片付け撤収していたら相棒が
「ホラッ!水面に波紋が見える!!」
と、またまた指差し、私に確認するように促しました!
水面を見ると確かに大型魚らしき波紋を確認!再度道具を出そうか考えてると・・・・
 
ナッナント!!  
水面に波紋を広げていたスズキらしき大型魚が、
低い護岸のコンクリート
に向かって泳ぎだしました!
反転するのかと思いきや
、そいつは陸に上がってきたのです!? なんで?! 
よく見るとネズミがコンクリートの護岸を歩き始めているではあ〜りませんか!
あの波紋は・・・・ネズミの水泳!!   ガク〜ン!スズキじゃないの??
私は居るはずのないスズキを掛けようと、重い磯竿を70投近くキャスティングしてたわけです。
相棒には「いい落ちでした!」なんて言われ!   
 フッ!フザケンナ!!!!
 
お後がよろしいようで・・・・
 
 
 
なんでルアーで釣りをすると用語が横文字になるの??(キャスティング、シャドー、ヒット!etc)

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No15 二度と飛ばないはずが・・・・ 楽布団
巨大テトラにブラ下がり、見事に46.5cmをゲットした楽布団!
釣れるとその場へ通い詰める癖が有りまして。
「二度と飛びませんっ!」と心に誓ったものの、その翌週も同じテトラへと向かうのでした。
 
自宅から東港までは2時間半、朝4時に釣りを開始したいのですから夜中の1時に家を出なければなりません。
仕事が終わって早寝して出発したいのですが、なにせ楽布団家は
絵に描いたような貧乏人の子沢山!!ガキどもがうるさくて寝られません。
 
しかし、楽布団の特技は車中泊!・・・東港で寝ることにしたのでした。
途中のコンビニで翌朝の朝メシを買い。そしてお決まりの<菊水一番搾り>を一缶・・・・
(これが美味い・・・しかし強い酒!)
東港に到着するとその一番搾りをグビィ〜〜〜!!バタンキュ〜〜
 
そして3時半!自転車に荷物を付けていざっ!堤防へ。
先週落ち損ねた(落ち損ねたであって、落ちたではないっ!!)テトラへと・・・
しかしこのポイントはテトラの上を渡って行くのですが、途中1.5mほど飛ばないと渡れない場所なのです。
どうやって飛ぶかと申しますと。
 
手順1 手に持ったバッカンを思い切り後ろへ振り上げる!
 
手順2 そのバッカンを今度は前に放り投げるっ!(ここでバッカンを離しては×)
 
手順3 地面を思いっ切り蹴るっ!!(素直な気持ちでバッカンに付いて行く)
 
手順4 向こう側のテトラに到着した瞬間にフルブレーキ(このとき、スパイクが磨
     り減っているとそのまま向こう側へ落ちます。)
 
このようにして渡る(別に真似しろとは言ってませんっ!)のですが、
その日はちょっと<一番搾り>が残って居た・・・・
いや?たまたまその年の<一番搾り>のアルコール度数が強かったのか?
手順1でバッカンを振り上げた状態で手順2を飛ばし、イッキに手順3を行ってしまったのです。

当然自分は飛んでるのにバッカンはワンテンポ遅れて付いてくる事に・・・・
両足はテトラに乗ったものの、体はまだ中間地点!そしてバッカンはまだ発射地点上空。
それからはスローモーションようにに頭の中を色々な事が行き交います。

「ア〜ア〜〜〜〜レ〜〜レ〜〜〜レレレレ」エコーがかかる・・・・・
「落〜ち〜ぃ〜る〜ぅ〜〜〜ぅ〜ぅ〜ぅ〜」
「釣〜りがぁ〜出来ないぃ〜〜〜〜〜〜〜〜」(この期に及んで何を〜〜)
「下はどうなってたかなぁ〜?」(段々現実的に・・・)
「バッカン離せば落ちないか?」(そぉ〜じゃっ!離せっ!)
「いやバッカンが無いと釣りが出来んっ!」(アホかっ!離せっ!)
「落ちても助かるかも知れんっ?」(5mも有るんじゃぞぉ〜!)
「人か?バッカンか?人か?バッカンか?」(花びらを1枚・・・1枚・・・・)
 
そして・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「バッカン!!」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
後ろから付いてきたバッカンを足下に置いてしまうのでした・・・・・
体は当然バッカンと入れ替わり・・・・・
下のテトラにエルボー・ドロ〜〜ップ!!!
「ギョエェェェェェェェ〜〜〜〜!!!」

しばらくその場にうずくまる。
そして冷静に確認、「右足よしっ!・・・右手よしっ!・・・左足よしっ!!・・・左手・・・???」
「うっ・・動かんっ!!・・・やっ・・・ヤバイ!!」
・・・・・「竿が握れんっ!」
(そぉ〜ゆう問題じゃないっしょ〜!!)

「あっ!ハンドル逆に付けて右手で持てば良いじゃんっ!」(だから上がってからでしょ〜が?)
「竿持ってたら絶対折れてたよなぁ〜・・・あ〜良かったっ!」
(自分の左手はどうなのっ!!!・・・・頭も打ってるわこりゃ・・・・)
「でもやっぱ、痛いっ!」
やっとの思いでテトラを這い上がり、ホッと一息!
「しめしめ、誰にも見られて無いな・・・」
 
自分の身と引き替えにテトラに置いたバッカンが、
少し傾きながらもこっちを向いて御礼を言ってるように見えます。(良かったねぇ〜)
滑り落ちては大変と、平らな場所にバッカンを移動しようといつもの癖で左手で持ってしまった!!

「いでぇ〜〜〜!!」
思わず手を離す・・・・・・・
 
 
 
<ドッポ〜〜〜ン!!>
 
あ゛っ!・・・・・・・・命を懸けて守ったバッカンが〜〜・・・・・・・・(ToT)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・楽布団・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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No16 穴があったら入りたい気分 クロ吉
懐かしくもあれは、五洋,浅間堤防華やかなりし頃のお話です。
朝一番の渡船に乗り込み気合充分でした。
今日の風なら、あの場所しかないと思い込み,荷物はクーラー,竿ケース,バッカン2個。
竿ケースは背負うとして、手は2本しかないので、クーラーは後で取りに戻ることにして、
ポイントに一目散で走りました(このころは早い者勝ちでした)
コマセ大盛りのバッカン2個,重さにして12kg+12kg=24kg,無事ポイントを確保。
その日は,確か2枚位釣ったでしょうか、肩がちょっと痛かったけど,足取りも軽く家に帰りました。

次の日,目が覚めると同時に肩が、肩が痛い〜!
約2ヶ月50肩になってしまいました。
後日,私の友達がやはり五洋の渡船に乗った時、
「このあいだでっかいバッカン2個も持って走って行く変なヤツみたぞ」
「あ、俺も見たぞ」
どうも渡船の中で噂になっていたそうです。穴があったら入りたい気分でした。
今は年のせいでやりたくてもできません。
でも同じような条件の釣り場があったら、きっとバッカン1個持って走るだろうな・・・・・・
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No17 睡眠不足 クロ吉
以前にも他で書いたことがあるのですが、わが黒研史上,今でも語り草になっているものすげ〜笑える話です。
やはり話は,五洋、浅間堤防華やかし頃のお話です。
季節は秋、10月でした。会員5名と知り合いの中学生1人、計6名で朝一番の渡船に乗り込みました。
中学生は、初めての渡船で興奮して前日眠れなかったとのこと・・・
しかしそこは好きな釣りですから目が輝いていました。

堤防に到着し、まずは朝まずめに向けてコマセのダンゴを1人5〜6個自分のポイントに投入します。
明るくなった瞬間から約1時間が勝負です。皆んな真剣で、周りには緊張感が漂います。
しかし、中学生1人だけはさっきから眠そうです.クーラーに座ってうつら、うつらしています。
コマセもきいてきたと思われる30〜40分後,突然,、ドボン!という音,皆んな海に注目しています。
ゆっくり、何かが浮いてきます、<落っこちゃった>落ちた中学生の第一声です。
仲間いわく<見ればわかる>でした。
もう一言<せっかくコマセがきいてきたとこなのに!>。

その後,皆んなで一枚ずつ着る物をかしてあげました。
その日は,皆んなで8枚,中学生もしっかり1枚釣ってました。
彼は、館山に住んでいます、今でも時々釣り場で会います。
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No18 お、お、俺の釣竿、返せぇ〜〜〜〜 さとちゃん
館山のとある堤防。
今年もカラス貝の季節がやってきた。1週間前も、
39cm、37cmと釣り上げ、気分はサイズアップ狙い。
当日は、熱帯夜のためかほとんど睡眠がとれない。

夜中の1時、家を出て、
カラス貝を採取に向かう。
予想以上に、沢山取れた(とにかく、カラス貝を探すのが
一苦労なのだ)
2、3日前から、食いがシブイとの情報を得ていたので、
着けカラス貝は、1−2cm程度の小粒中心に揃えた。
  朝、4時に釣り場所を確保し、ポイントに潰したカラス貝を4、5回蒔いた後、しかけを作る。
4時半、夜明けと同じに釣り開始。海はまあまあの荒れ具合。
いい感じであるが、魚の反応が
ない。6時ごろ、1回だけ、ウキがスーーーと入った。
しばらく待った後にあわせると、ググと
反応。1、2回やり取りをした途端、スポッと抜けてしまった。
20m離れた所で、40cm級が上がっている。

気合を入れなおしてたが、反応がない。海の中の様子伺いに、ボケを投入。すると、足裏サイズのメジナ、石鯛が掛かる。
ポイントには、魚影が濃いが、クロダイがいないのか???
8時ごろ、暑さと眠たさの間で、意識が時々途切れる。
ふぅ〜〜〜〜〜と、深呼吸をした途端、
ななんと、置竿をして、テトラに座り込み、居眠りに入ってしまった。

どれくらい寝たのか?
5分?10分?わからない。
不安な気持ちで目覚めると、
竿がない・・
あれれれ。
落ちたのかと
思い、探すが、見つからない。近くのテトラに渡り歩き、探すがナイナイナイ。
もう一度、目を擦るが、竿はやっぱりない。
お、お、俺のガマカツ・チヌ競技、ダイワ・エムブレムZを
返えせ〜〜〜。

   犯人探し:
人の可能性は、ほとんどない。何故ならば、私の釣り座は、海面近いテトラな為、
飛び降りなくては竿は盗めない。また、飛び降りた先は、私がいるため、飛び降れないのである。
クロダイの可能性は20%。先週釣り上げたクロダイも沖へ走ったし、釣友も経験している。
しかし、
通常は、近くにいるはずだ。
ボラの可能性80%。実は、小さいカラス貝はボラも食べるのだ。
この時の餌の大きさは、1cm程度の小粒に変えていたのだ。
しかも、この場所のボラは、
50−70cmと大きいのである。

教訓1・置竿は、絶対にしてはいけない。どうしても置竿する時は、尻手ロープをつけておく
教訓2・急に眠たくなったら、竿を持つ(置き竿の禁止)。そして、ベールをオープンにしておく。
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No19 無精者 クロ吉
私の無精は釣り仲間の間ではつとに有名です。
リールは年に2個使い捨て。竿なんてここ数年洗ったことがありません。
私の言い訳は、その日の釣りで全精力を使い果たしてしまって、釣りが終わったら何もしたくなくなっちゃうんです。
ただある事件をきっかけにして、
この頃は釣りが終わったらリールの上から真水をぶっかけてタオルで拭くぐらいはするようにしています。
水温が高くなるにつれどうしてもダンゴ釣りの機会が多くなっちゃうんですが、
ある時、リールの具合が悪くなり交換しようととしたら、リールが座からなかなかはずれません。
力持ちの友達に頼んだのですが、硬すぎてとれないよ、と言われてしまいました。
やけになり壊れてもいいやと思いおもっきりひっぱりました、座が壊れました。
コマセが座とリールの間に挟まり、接着剤のようになって、固まってしまったようです。
皆んなに笑われました、修理代金2,000円。
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No20 熱中症 楽布団
あれは春だったか?初夏だったか?・・・・・・
日本海のある堤防で団子釣りをしたときのことでした。
夜明け前に釣り場に出るときは、それほど暑くは無いだろうと思い
道具も大変重いので、持ち物を少なくするために飲み物は缶コーヒー一缶だけもって、
堤防を自転車漕いで釣り場へと向かったのでした。
 
しかし、予想に反して日が昇ったら暑いこと!!
缶コーヒー1本はあっと言う間に飲み干してしまい、後は乾きとの戦い・・・
そんな状態で集中力が持続するわけもなく、結局はボーズ
また長い長い堤防を熱中症寸前の状態で自転車を漕ぎ、やっとの思いで車にたどり着いたのでした。
 
車の中を見渡すが、飲み物は全く無い・・・・がっかり〜〜(ToT)
死ぬ思いで自動販売機へ車を走らせる!!
なんと今度は小銭が・・・・10円足りないっ!!(泣きたいが涙も出ない・・・・)
ガクッと下を向くとシートの隙間に10円玉が一つ!!!
「うぅぅぅぅ〜〜〜〜指が届かんっ!」
ゴミ袋からコンビニ弁当の箸を取り出し、必死の思いで10円玉を・・・・
何度目かの挑戦で見事10円はアッシの手にっ!!
(この時ほど10円玉の有りがたさを思い知ったことはない・・・)
 
そして小銭を握り締めヨロヨロと自販機へ
お金を入れて「ウーロン茶にしようかな?スポーツドリンクにしようかな?」
あと数秒で飲めると思うと結構迷う・・・・
 
・・・と横から一人のガキがアッシの脇の下をすり抜け自販機のボタンを押して逃げる!!!!???・・・・・
 
ガランッ!!・・・・・・何か出てきた????
 
その缶を見て呆然・・・・・・<ホット汁粉−小豆つぶ入り>
 
殺したろかぁ〜!!!このガキーーーー!!!!!
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